ワンフー!お疲れ様でした。Facebookのk and x小民くんのコメントに感動したのでシェアします。友人が台湾語を日本語に翻訳してくれました。
とても言葉では伝えきれない気持ちを彼が感じていたことが何より嬉しい。このコメントを読んで日本の音楽好きも台湾の音楽好きも、まだまだ世界は捨てたもんじゃないと感じてくれたら嬉しい。
きっとワンフーはもっともっとたくさんの人に愛されるバンドになると信じている。そして、コレクターズも。

以下

10年はあっという間

毎回日本でのライブが終わると、いつも名残惜しい気持ちになる。
こんなライブの機会を持てたことに。
ファンのみんなに。
そしてラーメンに。全てが名残惜しい。

でも毎回日本を去る時、特に名残惜しく思うのは
日本のベテランのバンド、The Collectorsのボーカルであり
音楽界の大先輩でもある、加藤さんに。

この友情。
10年はあっという間。
この10年間、実際に会えた時間はトータルでも30〜40日ぐらいしかない。
でもこの熱い友情の気持ちはますます募るばかり。

10数年前、加藤さんが台湾に来た時にホテルで旺福のMVを見て
興奮して、すぐにバンド名を書き留め、CDショップに旺福のアルバムを買いに行ってくれた。
さらにアルバムに入っていた連絡先を見て旺福に手紙をくれた。
(なのでアルバムのブックレットに連絡先を記載しておくのはとっても重要なのだ〜)
その後、彼の紹介で旺福は日本でライブをやって、アルバムを出せることになった。

もしその年に加藤さんがホテルで旺福のMVを見てパッションを感じて、さらに日本に帰ってからすぐに旺福に手紙をくれなかったら
この10年間の日本ツアーの素晴らしい思い出はなかっただろう。

この10年、僕たちが会えた時間は多くはないけど、頻繁にメールで連絡を取り合って、レコーディング前の曲作りの話などしている。
メールを通して互いに励まし合い、互いを応援し、どちらかの曲作りが終わったら喜び合っている。
日本人は元々とても礼儀正しいけど、加藤さんとのメールのやり取りや実際の付き合いは、基本的な礼儀を除いては距離も感じないし他人行儀なところもないし、ふざけたり冗談を言い合ったりしてる。

来年でコレクターズは結成30周年。
今年で加藤さんは55歳の誕生日を迎えた。
The Collectorsが結成された頃、僕はまだ9歳、小学3年生ぐらい。
その頃から彼はずっと自分のスタイルを守って現在まで自分の好きなロックンロールをやり続けてきた。
かつて、とある大人気の日本のバンドが彼にベースとして参加するよう誘ってきたことがあった。もしそのバンドに入っていたら、彼はすぐにデビューも出来ただろう。
でも彼は断った。何故なら彼がやりたかったのはThe Collectorだったから。
そして彼は有言実行し、とても努力してThe Collectorsを現在の日本のミュージックシーンで尊敬を受けるロックバンドになった。彼は僕のもっとも尊敬するロックミュージシャンだ。

加藤さんを知っている友達と合うといつも、きっと将来の僕は加藤さんみたいになるよと言われる。
僕もそうなりたい。
これからも彼のようにずっと情熱やモチベーション、行動力、やり続ける力、確固たる意思を持って何事も恐れず突き進みたい。

多くのロックミュージシャンの伝説は、プロフィールやウィキペディアの情報を見るかYoutubeで動画を見るしかない。
僕が加藤さんに出会うまで、彼は彼のロックンロール人生を歩んできたのだ。
彼のロックンロールのスピリットが僕の目の前に繰り広げられる。
百聞は一見に如かずだ。

音楽に対して、彼が僕に与えた影響はそれほど大きくない。
彼は元々僕の音楽の好みを変えたいと思っているわけではなく、ただ音楽に対する姿勢を貫いて見せてくれているだけ。彼が何かを言葉にする必要はない。その姿勢が既に僕に影響を与え続けて、大きな励みになっている。

加藤さんと知り合えて何年経っても、僕はずっとこの不思議な気持ちを抱き続けるだろう。