「さらば青春の光」も上映された事のない熊谷で、モッズを題材にした自分が主演する映画が上映されるなんて想像も出来なかった。

見渡す限り深谷ネギの畑の中の道をベスパに乗って、熊谷駅まで走っていたのは35年も前の事だ。

信じられないよね。

そんな俺の姿が、俺の生まれ故郷の熊谷市のイオンシネマ熊谷の大きなスクリーンに映るんだからね。

親戚も兄弟も同級生もみんな見に来てくれた。

ありがたいよね。

ずっと上映されればいいと思っていたけど。

「カメラを止めるな」や「ボヘミアンラプソディー」みたいな訳にはいかないね。

残念だけど今日で終わりだ。

そして、今度はコータロー君の故郷の池袋で上映が始まるよ。