ロックに夢中になって洋楽ばかりを聴いていた10代のボクに「邦楽ロックもカッコいいぞ!」って教えてくれたのがシーナ&ロケッツのセカンド「真空パック」だった。

「真空パック」は「さらば青春の光」が公開された1979年の10月のリリースだったんだね。今のボクは1979年に作られたと言ってもいいね。

シナロケの追っかけだったからね。日比谷野音やら学園祭やらいろんな場所にシナロケを見に行ったんだよ。

彼らほど洒落たビートバンドは日本にはいなかった。当時は楽曲も出立ちも全てがボクの憧れで目標だった。

シーナも亡くなって何年も経つ。そして、鮎川さんも逝ってしまったよ。

青春が遠くなるね。

でも「真空パック」はいつ聴いても名盤だ。